ご提案事例

当物件は、世帯数が多く退去が継続的に発生します。また、競合物件が多く、退去後に家賃を下げざるを得ない傾向にあることが課題です。
当物件の他のお部屋の原状回復リフォームで、壁紙・床材の張替えにより、収納扉の経年劣化がかえって目立つことが分かっていました。
更に、キッチンの電気コンロは入居者様にとって使い勝手が悪く、改善が必要でした。

※写真は同タイプの別のお部屋です（TVモニターホン・室内洗濯機置場はリフォーム前から設置済み）

床材を薄い色合いの木目調フロアタイルに張り替え、カラークロスの腰壁にすることで現在の若い入居者層に好まれる雰囲気を演出します。
収納扉は、居室扉と近い色柄のシートを張ることで、内装全体のデザインになじませます。
更に照明スイッチをボタンが大きなタイプへ交換するなど細部から居室全体のイメージアップを図ります。
電気コンロはIHクッキングヒーターに交換してキッチンの使い勝手を向上させます。また、ライフスタイルの変化に合わせるため、室内物干しを導入します。

デザインのアクセントとなる腰壁は、お部屋の演出だけでなく、次の原状回復リフォームで壁紙を部分的に張り替えられるなど、オーナー様にとってのコストメリットにもなります。IHクッキングヒーターへの交換・室内物干しの新設で、本物件が想定する入居者層のニーズに対応できるようになりました。
これらにより、家賃を3,000円アップして、42,000円に引き上げることに成功しました。