宅配ボックスの設置について
宅配ボックスを設置する際はまず部屋数と宅配ボックス数の割合や設置スペースを考えなければいけません。
また機械式か電気式か、またリースか買取型かを考える必要もあります。世帯数に対する宅配ボックスの割合は部屋数の約30パーセント前後が理想といわれています。
集合住宅ではロッカータイプを選ぶケースが多く、エントランスや廊下に設置するのが一般的です。初期費用とランニングコストを抑えられるのは機械式ですが、暗証番号を間違えると荷物を取り出せないことから、入居者から不満の声が出る可能性もあります。電気式はタッチパネルやカードキーを使って鍵を開けます。簡単な上にセキュリティ面でも安心できることから、入居者の満足度が高い種類です。ただし電気を使うため設置場所が限られるほか、ランニングコストが高くなるという点も考えておかなければなりません。買取型の場合は初期費用として商品代金と工事費用が必要です。リースは毎月一定額を支払うスタイルのため初期費用も抑えることができます。