構造 :軽量鉄骨造
間取り :2DK
専有面積:45.54㎡
築年数 :29年
所在地 :JR横浜線 矢部駅 徒歩11分
前入居者様に24年間と長期にご入居いただいた為内装の傷みや設備の老朽化、入居者ニーズとの乖離など複数の要因を解消する内容のリフォームのご提案です。
まず、現代のライフスタイルに合わずニーズが限られる和室を洋室化するご提案をしました。畳敷きは、退去時の表替えなどで洋室よりも原状回復費用がかかる傾向にあり、将来の賃貸経営を考慮すると費用をかけても洋室化することがオーナー様もメリットになると試算いたしました。
また、ファミリー向けのお部屋であることから、水回り設備の清潔感と使い勝手の向上は入居者ニーズに大きく関わる部分として、キッチンと独立洗面台の交換をご提案しました。必須設備であるエアコンも長期間使用されていますので、あわせて交換をご提案しております。
さらに、ニーズの高い設備として温水洗浄便座とTVモニターフォンの新規導入をご提案しました。これらは、24年前は一般的でなかった設備ですが、現在はあって当たり前の設備になりつつあり、ないと空室期間が長引く可能性があります。
和室は洋室化して、床材のデザインをDKと合わせて内装の統一化を図りました。これにより、お部屋に一体感が生まれ、カラーを人気の高い明るいものを採用することで、築年数を感じさせないお部屋作りをいたしました。
独立洗面台とキッチンの交換により水回りの清潔感が向上し、内見時のイメージアップ効果は高い対策になりました。エアコンの交換も含めて、次の長期入居も見込めるようにするベースとなる対策となりました。
温水洗浄便座とTVモニターフォンの新設は、選ばれる物件にするための必須設備となっており、ついていないことによる懸念がなくなりスムーズな入居促進につながりました。トイレ内装のカラーコーディネートも、費用を抑えながらも費用対効果の高いイメージアップにつながる対策となっています。
入居者ニーズのスタンダードにきちんと対応することで、賃料上げつつお申込みをいただける結果につながりました。
前入居者様に24年間と長期にご入居いただいた為内装の傷みや設備の老朽化、入居者ニーズとの乖離など複数の要因を解消する内容です。
アパマンショップJR相模原店 原 隆
長期空室は最優先課題であり、その解消に絞った対策を迅速に実施する事が重要です。今回は、ポータルサイトや内覧時の印象改善と必ずニーズのある設備をアップグレードする事ですぐに効果が出ました。TVモニターフォンは今や当たり前の設備で、ネットスピードも40Mbpsでは不足を感じる方が増えています。
オリバー賃貸管理部 井口 真(CPM・米国不動産経営管理士)
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