ご提案事例

内装デザインの差別化と原状回復費用の削減を狙ったリフォーム

課題とリフォーム後の効果

リフォーム前の課題

  • 内装に特長を持たせつつ原状回復費用を抑えたい
  • 室外洗濯機置場や設備の老朽化の改善

リフォーム後の効果

  • 募集賃料 4,000円アップ(想定50,000円→54,000円)
  • 想定増収 550,000円(今後10年間の試算)

物件プロフィール

構造  :SRC造
間取り :1K
専有面積:25.08㎡
築年数 :38年
所在地 :小田急線 町田駅 徒歩11分

入居者ニーズを満たしつつオーナー様の収益改善にも繋がるリフォーム

築38年の間取り1Kのお部屋です。ターミナル駅徒歩圏の立地と間取りから若者をターゲットにするうえで、いくつかネックが存在しました。一般的なシングルタイプのお部屋の為、ポータルサイトで競合する物件との差別化が難しく、また設備の老朽化も目立ってきた為、お部屋の使い勝手の面でも問題がありました。更に、若年層から避けられる室外の洗濯機置場は早期成約にとって大きな障害となります。これらを改善しつつ、室数が多い物件の為、今後の原状回復費用を抑える対策も検討しリフォームプランをご提案いたしました。

まずは、室外洗濯機置場を室内のキッチンわきに移設します。また、老朽化が目立つ設備として、エアコン、ミニ冷蔵庫、浴室換気扇等を交換します。これらの対応で、築年数からくる古いイメージを改善すると共に使い勝手を向上させます。更に、室内物干しやTVモニターホン等の新設で、近年の入居者ニーズも取り入れます。
そして、内装は腰壁クロスを導入します。賃貸では希少性がありポータルでもデザイン面で目立たせることができます。フロアタイルとのカラーコーディネートで、若年層のニーズの取り込みを図ります。この対策は、原状回復費用の抑制も狙います。原状回復工事で張替えになるクロスの自然損耗や汚損等の大部分は壁の下部で発生する傾向です。そこで、原状回復工事で壁クロスを全面張り替えるのではなく、下部には汚れが目立たず丈夫なクロスを貼り長持ちさせ、原状回復工事では上部の量産クロスのみ張り替えることで費用の削減を図ります。

内装と使い勝手の改善で入居者ニーズを満たしつつ、オーナー様の収益改善も目指します。

室内洗濯機置場の新設や、エアコン・ミニ冷蔵庫・浴室換気扇等の交換、室内物干し・TVモニターホン等の新設は、お部屋の使い勝手を向上させるだけでなく、築年数からくるお部屋の古いイメージを払しょくすることができました。

また、居室の腰壁は床材のフロアタイルのカラーコーディネートと合わせて、一目見て分かるほどお部屋の見栄えを大きく引き上げることができました。壁の下部に色の濃いクロスにして汚れが目立たせず、張替え頻度を下げられると見込んでいます。

間取り変更を伴うような大規模なリフォームではありませんが、ターゲットのニーズを満たして早期成約につなげ、賃料を引き上げつつ原状回復費用の削減を目指すという当初の目的を満たすことができました。

リフォームの結果

単身向け賃貸では珍しい腰壁の内装は分かりやすい特長になり早期の反響につながりました。設備のネックが解消されているので成約を妨げません。

アパマンショップ町田店 岡村

オリバー町田店:岡村

ご提案のポイント

入居者ニーズのネックとなる室外洗濯機置場の移設と必須設備の交換等で改善し、腰壁の採用で内装の差別化を図ることで収益性向上を実現しました。また壁紙の損耗は壁下部で発生する傾向なので下部に汚損が目立たず丈夫なクロス、上部に量産クロスを配することで次回の原状回復費用を削減する狙いもあります。

オリバー賃貸管理部 井口

ご提案担当:井口
相模原・町田の賃貸管理会社オリバーのリフォーム相談受付フォーム

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