この心得は、評価とは成果・結果をもとに本人ではなく評価者が判断するものと言う当たり前の事について再認識を促したものです。心得にある「掛け声」とは頑張ろうと声を掛ける等周囲への鼓舞であり又、「プロセス(過程)」とは自身が成果へと導く為の様々な取り組みです。周囲への鼓舞や日々の一生懸命な努力は確かに重要で評価の一部ではありますが、これらはあくまでも取り組み姿勢でありプロセス(過程)で、上司が求める成果ではありません。お客様の要望も同様で、一生懸命さに好感を持ってくれる事はありますが、求めるものは要望を満たしてくれたか否かの結果そのものであり、これが最大の評価対象です。又、成果とは「出来高」と言う量が多いだけでなく「出来栄え」と言う質も高くなければなりません。つまり決められた期間内で、どれだけの量に対応し且つ顧客が要望する質的水準をどこまで満たす事ができたか、その両面を合わせたもの、それがその人の力量であり評価となります。これらを反映し、オリバーの考課は取り組み姿勢等の勤務態度考課と能力考課も行っており、更に重視する点として考課を育成方針抽出の場として位置付け、成果だけでなく将来の成長にも極めて重点を置いています。
©Oliver All Rights Reserved.