順調なスタートも新駅で空室に
この相模原市内の全55戸ワンルームマンションは、父の生前に建てたマンションで、相続税を見越しての対策でした。近郊農家が土地を守るために必要な事業と考えました。父には反対されましたが、学生専用にしたり、物件設備に工夫を凝らしたり、なによりリスクは少なく土地を活かすものと根気よく説得しました。お陰様で、当時としては画期的なマンションができ、橋本駅から大学の送迎バスもあり、狙い通り学生さんで入居は安定しました。ところが予想外にも八王子みなみ野駅ができてからは通学経路が変わり紹介件数が減って、空室が長期化するようになりました。