構造 :木造
間取り :1K
専有面積:16.11㎡
築年数 :38年
所在地 :京王相模原線 多摩境駅 徒歩4分
築38年の木造アパートです。
前入居者様に24年の長期入居をいただいたお部屋は、内装の汚れや傷みが目立つ状態で、室内設備も古いままとなっていました。
また、3点ユニットバスのお部屋は選ばれにくいことから、原状回復工事で傷んだ箇所を修復するだけでは、現代の入居者ニーズへのアプローチが難しく、賃料下落も避けられないと想定されるため、反響獲得と賃料アップを目指したご提案内容にとりまとめました。
まず、反響獲得のネックになりやすい3点ユニットバスを解消するため、浴槽を撤去しシャワーブースを新設することで、ポータルサイトでバス・トイレ別と表示でき、お問合せ増加が期待できます。
さらに、エアコンやキッチンなどの設備を交換し、清潔感のある使い勝手のいい住空間へリニューアルすることで、現代的な印象へのイメージアップを目指します。
今回のケースでは、3点ユニットバスからトイレを分離させるため、浴槽に代えてシャワーブースを設置するリフォームを実施したことで、バス・トイレ別でお部屋を探すお客様の目に留まりやすくなりました。シャワーブースで十分というライフスタイルも、広く浸透しています。
さらに、温水洗浄便座の新設やキッチンの交換など、水回り設備の使い勝手を向上させ清潔感がアップしたことで、住みよいお部屋としての印象を強めました。
加えて、ロフト梯子の軽くスマートなものへの変更や、照明の設置、床や巾木に現代的な色合いを採用するなど、見栄えにも気を配ることでお部屋全体の印象が改善しました。
今回の成約だけでなく、今後も長期的に選ばれるお部屋づくりを意識したリフォームで、結果として賃料10,000円アップと大幅な収益向上を実現。24年の長期入居で生じた現代の入居者ニーズとのギャップを埋め、選ばれやすいお部屋へと改善することができました。
コンパクトなお部屋ながら、浴槽をシャワーブースにしたことでバス・トイレ別と表記して募集でき、早期の反響につながりました。更に水回りの綺麗さや設備の新しさも成約の後押しになりました。
JR相模原店 江成
長期入居による劣化で原状回復だけでも多額の費用が掛かり、更に3点ユニットバスのためニーズが弱く賃料が下がる想定でした。そこで、思い切ってトイレの分離工事だけでなく、ウォシュレットや照明の新規設置、古いエアコンやキッチンの交換、ロフトへ昇るはしごのスマートなものへの交換など設備の刷新、更に木部塗装など見栄えにもこだわりイメージアップを図りました。
オリバー賃貸管理部 相澤
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