
物件の良質化を目指して「オリバー現場研究会」|賃貸管理
<目次>
目次[非表示]
オリバーの現場研究会とは
良質な物件は、物件探しで内見に来たお客様が住みたいと思い・入居者様が長く住みたいと思う、またオーナー様には問題解消と改善の実行で収益最大化とリスクヘッジができている物件です。
これを実現する管理体制が重要で、オリバー現場研究会は管理物件のこれら良質化を図ることを目的とし、敷地・施設・建物・設備・清掃美化などを賃貸管理担当、大規模修繕担当、メンテナンス担当、仲介担当、役員など各分野のオリバーの専門家が管理物件に集結し直接チェックを行うものです。
現場でつぶさにチェック
今回は、7月25日に相模原市緑区橋本のマンションで実施させていただきました。
1996年築、鉄筋コンクリート造5階建ての物件で、まずは現地で現場研究会の目的や注意事項の再確認を行い、それぞれ約1時間かけて建物・敷地・設備を丁寧で慎重にチェックし、専門家として目に留まった点を記録していきました。
猛暑日で熱中症対策を十分に行った上で、入居者様にも配慮しながら、点検、発見、記録を繰り返し、また現地で直接専門家同士の意見交換も行われます。
現状の評価と課題の抽出
現場チェックの後帰社し、全員で記録を持ち寄り説明や評価、対応の必要性や内容の検討を行い、具体的な改善に向けた次の行動と担当者を決め、オーナー様へご報告や改善提案に向けた行動を開始します。
今回は外壁や陸屋根、共用廊下など建物を重点的に、機械式駐車場や敷地フェンス、車止めなどの課題や評価部分についても位置づけされ、課題についてはオーナー様や入居者様のリスクをもとに基本方針を定め、ご報告や改善計画の策定を進めることが確認されました。
全管理物件の良質化を目指して
オリバーでは、研究会を通して物件の良質化の推進に全社で取り組んでいます。
現場研究会には、オリバーの一級建築士、1級建築施工管理技士、消防設備士、米国不動産経営管理士、宅地建物取引士、賃貸住宅メンテナンス主任者などの有資格者と賃貸管理・建物管理・入居者管理の実務を行う専門家集団があたります。
これとは別に、通常は管理物件の定期巡回や定期点検を通して健全性の確認と記録を実施し、物件担当者が課題を取りまとめてオーナー様への報告提案を行うことを基本としますが、現場研究会を行うことで専門家の知見を共有し、共通の基準により状況把握をスムーズに行えるようにしています。
これにより物件対応の円滑化を進め、更に改善提案の精度向上と品質向上を図っております。