コロナ禍の賃貸繁忙期 最新動向2021
<目次>
目次[非表示]
- 1.来店への影響
- 2.ネット集客の新たな取り組み
- 2.1.1.ポータルサイトの露出度向上
- 2.2.2.バーチャルモデルルーム
- 2.3.3.口コミサービス
- 3.コロナ禍での接客手法
- 3.1.1.オンライン案内
- 3.2.2.タクシー案内
- 3.3.3.衛生管理と来店受け入れ態勢
- 4.成約に繋がる空室対策
- 4.1.1.高速インターネット設備
- 4.2.2.宅配ボックス
- 4.3.3.デザインリフォーム
来店への影響
全国の賃貸仲介会社において、コロナ禍の影響により15%~20%程度の来店数の減少があると言われています。弊社においては、発令から1月下旬現在まで、昨年のような大きな影響は発生していないものの、コロナ禍の影響がなかった昨年同時期と比べ来店数15%減となっております。
ネット集客の新たな取り組み
コロナ禍における賃賃貸仲介会社への影響に関する調査では、繁忙期に向けて新たな集客方法の工夫が「ある」と答えた会社は22.5%にとどまりました。「ある」と答えた会社の取り組みとして「ポータルサイト掲載の質の強化・掲載数の増加」「SNSの活用」が挙がりました。
1.ポータルサイトの露出度向上
弊社では、加盟するアパマンショップのポータルサイトで1物件につき複数店舗で物件情報を掲載して閲覧機会を増やすと共に、大手ポータルサイト「スーモ」で大量の物件情報の中から露出度を上げる対策を取る等インターネット集客に注力しております。
2.バーチャルモデルルーム
また、動画やパノラマ写真の掲載等物件情報のビジュアル面も強化しております。物件の内装写真について、デザインに優れた家具・家電の画像を合成して疑似的にモデルルームを再現した物件情報掲載プランを推進しております。大量の物件写真が並ぶポータルサイトの中で注目を集め反響を獲得するのに効果的なプランです。
3.口コミサービス
SNSについては、グーグルの口コミサービスで利用者様の声を公開し、店舗の信頼性向上を図っております。
これら取り組みを徹底し、減少が予想されるお客様を取りこぼすことなく集める体制を構築しております。
コロナ禍での接客手法
また前出の調査では、繁忙期に向けた新たな接客方法の工夫が「ある」と答えた会社は23.7%にとどまりました。「ある」と答えた会社の取り組みは「オンラインの推進」「内覧時現地待ち合わせの徹底」が挙がりました。
1.オンライン案内
弊社では、来店することなく店舗スタッフによる物件のご紹介から内見、重要事項説明まで受けられるオンライン案内をすでに整備しており、利用をご希望のお客様も昨年末から増加傾向にあります。
※参考 外部リンク:アパマンショップ「来店しないお部屋探し」
2.タクシー案内
※イメージ
また、来店されたお客様がご自身で内見できるタクシー案内の対応エリアを拡大し、店舗でお待たせする等の接触時間を極力減らす対策を実施しております。
3.衛生管理と来店受け入れ態勢
更に、お客様の集中を避ける為にも2~3月は定休日なしで営業し、衛生面の管理に気を配りつつ受入れ体制を整えました。
成約に繋がる空室対策
コロナ禍による暮らしの変化に伴い、以下の設備については重要度が上昇しています。
高速インターネット設備 数年先と考えられてきたオンライン講義や在宅ワークが当たり前となり、これに必須となる高速インターネット設備は電気や水道と同様のライフラインになりました。講義や仕事で使われるウェブ会議システム等のウェブサービスでは通信速度と安定性が求められ、無料でも途切れたり遅い低品質のインターネット設備では入居後の不満に繋がります。
1.高速インターネット設備
数年先と考えられてきたオンライン講義や在宅ワークが当たり前となり、これに必須となる高速インターネット設備は電気や水道と同様のライフラインになりました。講義や仕事で使われるウェブ会議システム等のウェブサービスでは通信速度と安定性が求められ、無料でも途切れたり遅い低品質のインターネット設備では入居後の不満に繋がります。
2.宅配ボックス
この需要は依然高い状況です。昨年の外出自粛の際に通販や宅配の利用が急拡大し、在宅時間が延びている現状においても、非接触で荷物を受け取りたいという需要が多い為です。
3.デザインリフォーム
在宅時間が延びることで住環境の充実が求められています。壁紙や床材等にデザイン性を盛り込んだり、在宅ワーク用のカウンターの設置等仕事と生活で住空間を分ける工夫等入居者様の暮らしの変化にリフォームで対応することで満足度向上に繋がります。
弊社では、これら空室対策の導入や賃料アップと費用負担を比較した収支計画等ご所有物件に適切なプランをご提案しておりましす。